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徹底解説!映画『マトリックス』の深淵なる世界を10倍楽しむ方法!

「赤いピルを選ぶか、青いピルを選ぶか?」

この衝撃的な問いかけと共に、私たちの映画の概念を根底から覆した作品。

それが『マトリックス』です!!

革新的な映像、深い哲学、そして予測不可能なストーリー展開で、長年にわたって世界中の観客を魅了し続けています。

しかし、この奥深い世界は、ただ観るだけではその魅力のほんの一部しか味わえません。

この記事では、『マトリックス』の世界を10倍深く楽しむための、とっておきの方法を徹底的に解説していきます!!

『マトリックス』基本情報

マトリックス

ジャンルSFアクション
映画数3作品
視聴時間約130分
視聴方法U-NEXT、DMM TV、Hulu、Prime Video等
演出キアヌ リーブス/ローレンス・フィッシュバーン
脚本ウォシャウスキー兄弟

『マトリックス』社会現象となった理由

革命的な映像バレットタイムが衝撃的だった。

そして、「現実とは?」という深いテーマが大くの人の心にとまり、心を動かした。

スタイリッシュな世界観とアクションがクールで、多くの人の注目を浴びた。

『マトリックス』10倍楽しむための【鑑賞前準備編】

知っておきたい、制作の裏側とは・・・?

  1. 低予算からのスタート
  2. オープニングへの賭け
  3. 日本文化からの影響

低予算からのスタート:制作会社に8000万ドルの制作費を要求しましたが、当初認められたのは1000万ドルのみだった。

オープニングへの賭け:ウォシャウスキー兄弟はその1000万ドルをオープニングシーンの撮影に全投入し、

その完成度の高さで制作会社の重役を納得させ、追加の制作費を獲得。

日本文化からの影響:「マトリックス」の特徴的な緑色のコードのイメージは、寿司のレシピからインスピレーションを得たという説があります。

よく見ると、中に「maguro」のような文字が見えるという噂も・・・?

『マトリックス』10倍楽しむための【鑑賞中没入編】

『マトリックス』が観客に大きな衝撃を与えた、その秘密を具体的に見ていきましょう。

  1. バレットタイム(Bullet Time)
  2. ワイヤーアクション(Wire Action)
  3. VFX(視覚効果)との融合
  4. スタイリッシュな演出

1. バレットタイム(Bullet Time)

最も有名な映像表現の一つが「バレットタイム」です。

これは、主人公ネオが銃弾を避けるシーンなどで見られる、動きをスローモーションで見せながら、カメラがその周囲を高速で移動する効果。

この効果を実現するためには、被写体の周囲に多数の静止カメラを設置し、ほぼ同時に撮影します。

そのカメラの数はなんと、120台!!

そして、これらの写真を連続して繋ぎ合わせることで、時間が止まっているかのように見える中で、視点が移動する映像を作り出します。

当時としては非常に画期的な技術であり、その後の多くのアクション映画やゲームに影響を与えました。

2. ワイヤーアクション(Wire Action)

香港の武術指導家であるユエン・ウーピンを起用し、ワイヤーアクションでの格闘シーンを取り入れました。

これにより、重力を無視したような、人間離れしたダイナミックなアクションが可能になったといいます。

キャストたちは、これらのアクションをこなすために、数ヶ月にわたる徹底的なトレーニングを受けました。

『マトリックス』10倍楽しむための【鑑賞後考察編】

「現実とは何か?」映画の根幹にある問いです。

もし、私たちが認識している世界が、高度なコンピュータによって作られた仮想現実だったとしたら?

私たちが「現実」だと信じているもの、その感覚すらも操作される可能性があるとしたら?

様々な問いがあり、色々な方向から物事を考えさせられる作品ですね。

『マトリックス』SNS反応

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